製剤の調査資料

[出典]
山口恵三、石井良和、岩田守弘、他:Meropenemを含む各種注射用抗菌薬に対する2004年臨床分離株の感受性サーベイランス。

本『抗菌薬インターネットブック』には年間12万件(60万ページ)以上のアクセスがあり、 我が国の医薬系としては最も利用されているサイトに属している。

このサイトは、1989年に発刊し1992年に大幅改訂した『抗菌剤ハンドブック』 (大野竜三著、世界保健通信社)を基にして1996年に初公開し、1999年と2002年に改訂した後、 2008年に新たな監修委員(吉田稔、前﨑繁文)の参加を得て3度目の改訂を行ってきた。

この度、利用いただく方々へ抗菌薬に纏わる情報提供を充実することを目的に、画面構成の見直しを行った。 サーベイライスやセミナー情報を含め、抗菌薬に纏わる医療情報向上に取り組まれている情報を、本サイトに出来るだけ掲載したいと考えている。 また、企業等の組織編成に伴う企業名の変更や後発品の掲載も合わせておこなった。

なお、このサイト上の情報は、入力ミスも含め、監修委員にすべての責任がある。 情報に間違いがあれば、メール(info@antibiotic-books.jp)でご意見、ご提言、 ご批判をお寄せいただきたい。より正確で、誰もが利用でき、 患者さんに本当に役立つサイトにしたいと願っているので、皆様のご協力をお願いしたい。

2011年初春

『抗菌薬インターネットブック』監修委員長
愛知県がんセンター名誉総長
大野 竜三

帝京大学溝口病院教授
吉田 稔

埼玉医科大学教授
前﨑 繁文

大野竜三

(写真)大野竜三 1964年名古屋大学医学部卒。米国留学(MD Anderson Cancer Center)、名古屋大学医学部助教授、 浜松医科大学第三内科教授、愛知県がんセンター病院長、同総長を経て、現在、同名誉総長、 日本学術会議第20期会員。 これまでJapan Adult Leukemia Study Group代表、厚生労働省がん研究助成金・科学研究費白血病研究班班長、 日本臨床血液学会会長、日本癌治療学会会長などを歴任。専門は血液学、臨床腫瘍学。 白血病など造血器腫瘍の化学療法・分子標的療法・サイトカイン療法、感染症の抗菌薬療法、 リビング・ウィルの普及、禁煙社会実現運動など。

吉田 稔

(写真)吉田  稔 1977年北海道大学医学部卒。自治医科大学血液科病院助手、同輸血部助手、同血液科講師、 米国留学(カリフォルニア大学サンフランシスコ校VAメディカルセンター)、 帝京大学溝口病院第四内科助教授を経て、現在、同第四内科教授、同副院長補佐。日本臨床血液学会、 日本血液学会、日本感染症学会、日本化学療法学会、日本医真菌学会評議員、日本医真菌学会用語委員、 日本化学療法学会抗真菌薬臨床評価委員、同深在性真菌症に対する抗真菌薬の適正使用等のガイドライン作成委員会委員、 ICD、JALSG支持療法小委員会委員長。専門は内科学、血液学、感染症学、白血病の化学療法、真菌症。

前﨑繁文

(写真)前崎繁文 1985年長崎大学医学部卒。ベルギー留学(ヤンセン中央研究所)、長崎大学第二内科助手、埼玉医科大学第一内科講師、 同助教授を経て、現在、同感染症科・感染制御科教授。厚生労働省薬事審議委員会第二部委員、 厚生労働省薬事審議委員会再評価部員、厚生労働省生物由来製剤安全対策部委員、日本感染症学会理事、 日本化学療法学会、日本臨床微生物学会、日本医真菌学会評議員。平成10年度第9回日本化学療法学会上田泰感染症・化学療法奨励賞、 平成12年度抗生物質学術協議会奨励賞を受賞。