Orientia
オリエンティア属
Orientia tsutsugamushiオリエンティア・ツツガムシ
- グラム陰性の小さな球桿菌,細胞内のみで増殖する.
- ダニの刺咬によって伝播され,発疹チフスに似た臨床症状を呈する恙虫病の病原体である.
系統 | 抗菌薬 | 感受性 | 標準菌株 | 標準菌のMIC | 臨床分離菌のMIC80 | 臨床分離菌のMIC60 | 備考 |
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テトラサイクリン系 | Minocycline | ◎ | 0.2 | ||||
ニューキノロン系 | Ciprofloxacin | △ | 25 | 12.5 | |||
クロラムフェニコール系 | Chloramphenicol | ◎ | 1.25~2.5 | ||||
テトラサイクリン系 | Doxycycline | ○ | 0.39~3.12 |
- 「MIC80」欄の *
- :MIC90の値であることを示す。
- 「MIC60」欄の **
- :MIC50の値であることを示す。
- 「備考」欄の ※
- :マウスオーバーで備考を表示。
感受性のデータは、主として製薬メーカのインタビューフォームから収集しています。 これらのデータは発売当初のデータの可能性があり、現状を反映していない場合があります。最新のサーベイランス情報を参考にしてください。