製剤の調査資料

[出典]
山口恵三、石井良和、岩田守弘、他:Meropenemを含む各種注射用抗菌薬に対する2004年臨床分離株の感受性サーベイランス。

Orientia

オリエンティア属

Orientia tsutsugamushiオリエンティア・ツツガムシ

  • グラム陰性の小さな球桿菌,細胞内のみで増殖する.
  • ダニの刺咬によって伝播され,発疹チフスに似た臨床症状を呈する恙虫病の病原体である.
系統 抗菌薬 感受性 標準菌株 標準菌のMIC 臨床分離菌のMIC80 臨床分離菌のMIC60 備考
テトラサイクリン系 Minocycline 0.2
ニューキノロン系 Ciprofloxacin 25 12.5
クロラムフェニコール系 Chloramphenicol 1.25~2.5
テトラサイクリン系 Doxycycline 0.39~3.12
「MIC80」欄の *
:MIC90の値であることを示す。
「MIC60」欄の **
:MIC50の値であることを示す。
「備考」欄の ※
:マウスオーバーで備考を表示。

感受性のデータは、主として製薬メーカのインタビューフォームから収集しています。 これらのデータは発売当初のデータの可能性があり、現状を反映していない場合があります。最新のサーベイランス情報を参考にしてください。